その強さや鬼に成り果てながらも武を極めようという愚直な姿勢、そして何より人間時代の悲劇的なエピソードから、鬼滅の刃においても適役ながら圧倒的な人気を誇る猗窩座。
その内面やキャラクター同様、奇抜なスタイルにも注目が集まっている。
面白いことに猗窩座の「後ろ姿」や「背中」に魅了されるファンが非常に多いというのが特徴的だ。
猗窩座は身長こそ173cmと大きくはないが、鍛え抜かれた肉体美と桃色の髪の毛、身体中に刻まれた模様が独特の雰囲気を醸し出し、完成されたビジュアルの良さを見せつけてくれる。
中でも、「猗窩座の後ろ姿」には、いろいろと語りたくなってしまうエピソードが多い。
今回は、ファンの声や口コミを交えて「猗窩座の背中」の魅力を分析し、さらに背中の模様に隠された「恋雪へ想い」についても分析、解説していきたいと思う。
当記事は、作品の感想を主体とした独自の考察を元に構成されていますが、一部ストーリーの展開が読み取れる「ネタバレ」部分も存在します。
作品未読の方は、十分ご注意ください。
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猗窩座の後ろ姿はなぜ魅力的なのか?ファンの声から紐解くセクシーの秘密
こちらはSNSで数多く投稿されている「猗窩座の後ろ姿」イラストの中でも、反響の多かった一枚。
コピックを用いて、猗窩座の独特のカラーリングや筋肉の締り具合が、美麗に描き出されている。
特に猗窩座ファンがホットな熱視線を送っているのが「うなじから首筋のライン」と「腰回りの筋肉美」の2ポイント。
猗窩座はすっきりとした短髪なので、引き締まった首筋からうなじにかけてのラインがわりとはっきり視認できる。
炭治郎らと激しい戦いを行っている最中、風になびく髪の間から覗くすらっとした首筋、妖艶にも見えるしなやかな腰部の筋肉。
特にアニメ版では、激しく動く筋肉の動きもしっかりと描写され、「エロい」「たまらない」と感じるファンが続出している。
マンガの静止した画像とは異なり、動きや演出のできるアニメならではの「下からのカメラワーク」や「バックショット」など多彩な描写が堪能できるのも、アニメならではの楽しみだと言えるだろう。
SNSで話題の「猗窩座の後ろ姿」。その口コミや評判をまとめてみる
①短髪なので、うなじから首筋〜背中へのラインが際立って美しい!
ファンの声として圧倒的に多かったのが、首筋から背中へかけての美しさ。
「うなじから首筋あたりが好き」
「短髪好きにはたまらない感じが良い!」
といった意見があり、さらに共感が集まるといった状況である。
猗窩座の引き締まったスタイルと短髪との相性は抜群で、「耳の上の短髪が少しなびいている様子」や戦闘の演出の中で「風になびく短髪から覗く首筋の色気がたまらない」というファンの熱気に満ち溢れた意見も見受けられる。
②首筋から背中にかけての筋肉が惚れ惚れする
近年は、ジムやパーソナルトレーニングなど、アスリートではない一般の方でも、筋トレに力を入れている方は多い。
自分の筋肉を育てるのはもちろん、「人の筋肉を愛でる」のも一つのムーブメントであるようだ。
猗窩座は、全身の筋肉が鋼のように鍛えられた、The武道家。
身長は高くはないが、身体、そして背中は思いの外広く、盛り上がった筋肉や筋の一つ一つが「惚れ惚れする完成度」という意見が多い。
「背後から見た時の腰の筋肉と尾てい骨上のスジがたまらない」
「腰回りがとてもエロい」
といった腰回りの鍛え抜かれた筋肉に「セクシーさ」を感じるという人が多いようだ。
正面の胸筋や腹筋ももちろん魅力的だが、孤高の存在である猗窩座が「背中の筋肉で語る姿」は「エロさ」を際立たせる魅惑のマッスルということになるのだろう。
③アニメならではの卓越したカメラアングルと演出
鬼滅の刃のアニメはクオリティが高いことで知られている。
マンガももちろん人気だったが、日本中を巻き込んだ「鬼滅ブーム」を作り上げたのは、間違いなくアニメ版の功績だろう。
フルカラーで「動く」猗窩座の様子は、その後ろ姿をさらに魅力的に引き立ててくれる。
ファンの意見としては
「無限城で上弦が集結した時に下からのカメラワークが最奥!」
「戦闘シーンで垣間見れる背後からの静謐な佇まいが好き」
といった声が聞かれる。
ただ立ってるだけでも絵になる男である猗窩座だが、彼の真骨頂はやはり激しいアクションだ。
立ち姿はもちろん、技を繰り出した時の動きを多彩なアングルで見せてくれるアニメ版は、やはり迫力が違う。
セクシーな後ろ姿のまま、激しい殺人拳を繰り出す猗窩座の狂気。
そのギャップがまた良い。
④奇抜なビジュアルと内面のギャップが萌える!
後ろ姿はもちろん、その派手なビジュアルで誤解されがちな猗窩座だが、中身は「愛した女性を思い続ける真面目過ぎる青年」である。
ここにもギャップ萌えのポイントがある。
「鬼なのにまったく悪役に感じないところが好き」
「強くて女の子に優しくて一途、剣士相手に素手で戦うところが最高」
という意見が多数。
また、声優を務める石田彰さんの声とのマッチングが秀逸過ぎるという声も多い。
猗窩座自身の内面や悲しい過去といった「本当の中身」を知っているからこそ、その哀愁漂う後ろ姿がより一層魅力的で、かつ切なく見えるのだろう。
罪人としての「刺青」模様が作り出すダークな色気
狛治時代に受けた罪の印である入れ墨をモチーフにした模様が全身に入っている猗窩座。
この幾何学的な文様が、鍛え上げられた筋肉と合わせり、鬼としての「ダークな色気」を醸し出しているのは確かだろう。
もしこの模様がなかったら?と想像してみて欲しい。
どこか味気ない。
というか、「瞳に何か文字が書いてあるピンク髪の青年」になってしまう可能性がある。
悪役感、鬼感を出すには、この「入れ墨模様」が実に良い仕事をしているということなのだ。
呪術廻戦の両面宿儺もそうだが、こういった「顔や身体の異様な模様」は、他のキャラクターとの異質感を作り出すと同時に、悪役としての記号としても用いられる。
ただ、キャラクターデザイン自体は非常にバランスが難しいだろうし、毎回、この模様を作画するのはとても大変なはずだ。
そういったリスクを承知の上で、生み出された猗窩座というキャラクター。
入れ墨がもたらす効果は計り知れない。
猗窩座の後ろ姿にこんな意味が?恋雪への想いを刻んだ模様
猗窩座の羽織に描かれた「逆さ孤峯の雪」
猗窩座が羽織の背中部分には、入れ墨に似たシンプルな模様が描かれている。
このロゴデザインのような模様は、室町時代から続く日本の伝統文化である「香道(こうどう)」の香り当てゲーム「三種香」に由来する図案の一つである。
名前を「孤峯の雪(こほうのゆき)」といい、実際の模様を「上下逆さまにした状態」であるというのがファンの間で有力な説となっている。

「孤峯の雪」という言葉には、「人里離れた高い山の峰に、静かに降り積もる雪」という意味がある。
「雪」というのは、猗窩座の妻である恋雪を象徴するモチーフだ。
猗窩座にとって、もはやどうやっても手の届かない遠い場所へ行ってしまった最愛の女性「恋雪」。
彼女を守ることができなった後悔や、自分自身のふがいなさ。
鬼と化してもなお、彼女のことを忘れられない猗窩座の強い想いを象徴しているように思える。
図案をあえて上下逆にしているのはなぜか。
ここには、日本の伝統的な葬送の風習である「逆さごと」との関連が考えられる。
逆さ事には、あの世とこの世を明確に区別することで、故人が現世に未練を残さず旅立てるようにという弔いの願いが込められているそうだ。
鬼となったことで、人間時代の記憶を失った猗窩座。
それでもなお、背中に「逆さ孤峯の雪」を背負い続けている姿には、狛治の心の奥底で眠る「恋雪への深い愛」と「未練の情」が強く感じられる。
猗窩座の後ろ姿は「強さ」と「美しさ」と「愛」を現していた。
奇抜なビジュアルと鍛え抜かれた肉体。
鬼の中でももっともセクシーと言われる、肉体美を持った猗窩座。
ピンクの短髪は、実に爽やかで、そのあどけないルックスと相まって、ファンの心を魅了し続ける
ここまでシンプルな造形ながら、大きな魅力を感じさせるキャラクターデザインはなかなかないのではないだろうか。
その背中には、武道家としての強さがあり、鍛え抜かれた美しさがあり、想い人への断ち切れない未練を感じさせる愛が垣間見れる。
背中で雄弁に語れるキャラクター。
それが猗窩座という男なのである。
ぜひ、「猗窩座の背中」に注目して、マンガやアニメを見直していただきたい。
